ブリュッセル‐ブルージュ間のバス・電車|シャルルロア空港アクセス情報も

ベルギーの有名な観光地であるブルージュは、中世の街並みが残る美しい街です。
首都ブリュッセルから遠くないので、ベルギーに行くという方はぜひ立ち寄ることをおすすめします。
そこで今回は、ブリュッセルとブルージュ間の移動を中心に、ブルージュの観光情報やブリュッセル・シャルルロア空港に関する情報も併せてご紹介するので、ベルギー旅行の際にはぜひ役立ててください。

ブリュッセル・シャルルロワ空港からブルージュへのバス

ブリュッセルのシャルルロワ空港( Aéroport de Charleroi Bruxelles)からブルージュまでバスで移動できます。
このバスはflibcoという会社が運行していて、車体は黄緑色のポップなデザインなのですぐに見つかるでしょう。

バス乗り場

バス乗り場はターミナル1の出口を出たところにあります。
ブルージュの他にArlon、Lille、Mons、またルクセンブルグに向かう便があるので、乗り込むバスを間違えないように気をつけてください。
ブルージュ行は途中Ghentにも停まります。

時刻表

Charleroi Airportからブルージュ行のバスは以下のような時刻表です。
2024年3月の土曜日の時刻表ですが、曜日による違いや今後変更などもあり得るので、旅行の予定が決まったらはflibcoの公式サイトで正確な日付で調べることをおすすめします。
時間帯によっては、一台乗り遅れると次の便まで時間があくことがあるので、飛行機の到着からバスの発車まで時間がない場合は、さくさくバス乗り場まで移動するようにしましょう。

CharleroiGhentBruges
00:3002:0502:40
07:0008:3509:10
09:3011:0511:40
10:4512:2012:55
12:0013:3514:10
14:0015:3516:10
15:1517:0017:35
17:1519:0019:35
18:4520:2020:55
20:1521:5022:25
21:3023:0523:40
23:3001:0501:40

値段

チケットは空港内・バス乗り場に設置してある自動券売機かオンラインでの購入となります。
現地で購入した場合、値段は大人一人の片道が€24でした。
オンラインで事前に購入すると、€19.90~と若干安くなることもあります。

所要時間

Charleroi空港からブルージュまではおよそ2時間20分ほどで到着します。
もちろん交通事情によりこれより時間がかかることも考えられますが、少なくとも私が利用した日(土曜日)は大きな交通渋滞などもなく時間通りに到着しました。

設備・その他

海外を旅行中に心配になることの1つがトイレではないでしょうか。
その点、flibcoのブルージュ行バスには車内にトイレが完備されていて助かりました。
車内は、通路を挟んで左右に2人ずつ座る、いたって普通の観光バスです。
めちゃくちゃ長い距離を移動するわけでもないので、十分快適でしょう。
荷物に関しては、車内持ち込み1つの他、3つの荷物を預けられます。
これ以上荷物があるという方は少ないと思いますが、もしもあるという場合には追加料金を支払えばOKです。

ブルージュの見どころ

ブルージュは、「北のヴェネツィア」とも呼ばれ、中世の街並みが残る美しい街です。
定番・有名な見どころから、今回旅をして出会った個人的におすすめの見どころをご紹介します。

ブルージュの主な観光名所

  • 聖母教会:ミケランジェロの聖母子像がある(イタリア国外でミケランジェロが見られるのは稀)
  • メムリンク美術館:ベルギー7大秘宝の『聖女ウルスラの聖遺物箱』などが展示されている
  • シント・サルヴァドール教会
  • ブルッヘの鐘楼:世界遺産。366段の階段をのぼると、塔の上からブルージュの街を一望できる
  • ミンネワーテル(愛の湖公園):たくさんの白鳥が泳ぐ湖のある公園。のんびりしていて気持ちいい
  • ベギン会修道院:女性の自立のために組織された12世紀の修道院。オードリーヘップバーンの『尼僧物語』のロケ地でもある
  • マルクト広場:一日中賑やかな世界遺産に登録されている広場
  • 市庁舎:ゴシック様式の建物。1階の展示スペースは無料で入れる
  • 聖血礼拝堂:世界遺産。祭壇には十字軍が持ち帰った聖血(キリストの血)の遺物が収められている
  • ドゥ・ハルブ・マーン醸造所:ブルージュに唯一残るビールの醸造所。カフェ・レストランは休憩にぴったり
  • フリッツ博物館:フライドポテトの博物館。試食あり

Tin Tin Chapel

上記の主な見どころに加え、個人的に楽しかったのは2beというバーの2階にあるThe Tin Tin Chapelです。
ベルギーの人気漫画タンタンやスマーフのグッズや壁に書かれたイラストが楽しめて、ちょっとした美術館のような場所です。
運河沿いに建っていて、建物自体も歴史があって美しいので、ぜひ立ち寄ってみてください。

風車

旧市街の外れには、3基の古い風車があります。
さすがに現役ではありませんが、絵本に出てくるようなかわいらしい風車です。
風車は小さい丘の上にあるのですが、そこから眺めるブルージュの街も美しいですよ。
St Janshuis Molen/Windmolen De Nieuwe Papegaai/Koeleweimolenという名前です。

おすすめのワッフル屋さん

ブルージュの街はあちらこちらからワッフルの甘い香りが漂ってきますが、そんな中おすすめなのがHouse of Waffleというお店です。
持ち帰りも店内飲食もできます。
ちょうど正午前くらいに席につきましたが、メニューは甘いデザート系だけでなくBLTなどのおかず系ワッフルまで揃っているので、お昼ご飯にもピッタリでした。
お店は混雑していて忙しそうでしたが、若いスタッフ陣は皆フレンドリーで感じがいいです。
ワッフルは、他の国で食べるずっしりしたワッフルと違い、表面がサクサクしていて軽く食べられます。


ブルージュからブリュッセルへの電車

ブルージュの後は首都ブリュッセルに滞在したので、ブルージュからブリュッセル(Bruxelles Midi)まで電車で移動しました。
所要時間は1時間ほどの短い旅ですが、車窓からはベルギーの平らな国土を楽しめます。

時刻表

詳しい時刻表はベルギー国鉄の公式サイトで確認できます。
早朝から夜11時台まで2,30分おきに運行しいてるので、あまり列車の時間に縛られなくていいのが嬉しいですね。

料金

料金は以下のようになっています。
切符の購入は駅の自動券売機・窓口の他ベルギー国鉄の公式サイトからオンライン購入が可能です。
スタンダード:€17
ユース(26歳以下):€7.5
シニア(65歳以上):€8.3
キッズ(12歳以下):€9.2

ブリュッセルからブルージュは日帰り可能か

ブリュッセルからブルージュは電車で1時間ほどの距離なので、日帰り旅行は可能です。
ただし、ブルージュの街は見どころが多いのもさることながら、普通の何でもない小道を歩くのが楽しい街だと感じました。
ブルージュの住民からしたら普通の家なのかもしれませんが、とにかく一般の人の家もおとぎ話に出てくる家のように可愛らしいです。
そのため、時間が許すならば日帰りとは言わず、1泊してのんびりとブルージュの街を堪能することをおすすめします

ブリュッセル市内からCharleroi空港までの移動

ブリュッセルの街の中心からCharleroi空港まではシャトルバスで移動できます。
Bruxelles Midi駅からflibcoという会社のバスが運行していました。
時間はflibcoのサイトで調べられますが、基本的に飛行機の発着にあわせて運行しているようです。
チケットは駅のバス乗り場で買ったところ大人1人片道€19となかなかの値段でした。
オンラインだと安くなるのかと思い調べたところ、オンラインで購入しても€18.99ということなので値段は同じですね。
所要時間は55分ですが、道路事情によってはこれ以上かかることも考えられるので、余裕をもって空港に向かうようにしましょう。
また、ギリギリにいったらバス車内ほぼ満席だったので、心配な方は早めに乗り場に行くことをおすすめします。

バス会社:flibco
乗り場:Bruxelles Midi駅
運賃:€19
所要時間:55分

シャルルロワ空港はどんな空港?

Brussels South Charleroi Airportはブリュッセルの街から46kmほどのところにある空港です。
大きな空港ではありませんが、ライアンエアーの便が多く発着しているので、ヨーロッパ内をLCCで移動する時にはお世話になるでしょう。
そんなCharleroi空港について気づいたことをご紹介します。

トイレが有料

セキュリティを抜けた出発エリア以外はトイレが有料でした。
空港で有料トイレは予想していなかったので、これにはびっくり。
また、空港に限らずベルギーではトイレは有料が普通のようなので、できるだけレストランで食事した時などに済ませるようにしましょう。

空港内の施設は最低限

LCC専用ということもあり、空港内のお店・レストランなどは必要最低限しかありません。
そのためお土産などは市内で買っておくことをおすすめします。

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