ドイツの人気観光地・ノイシュバンシュタイン城からほど近いCamping Bannwaldsee(ドイツ語:Campingplaz Bannwaldsee)を利用しました。
実際に4日間宿泊しての感想やおすすめのポイントなどをご紹介します。
Camping Bannwaldsee3つのおすすめポイント
まずはCamping Bannwaldseeがおすすめできる3つのポイントをご紹介します。
ノイシュバンシュタイン城に近い
このキャンプ場についてまず特質すべき点は、人気の観光地ノイシュバンシュタイン城と近いことです。
キャンプ場前のバス停からノイシュバンシュタイン城のバス停までは路線バスで15分ほどで到着します。
キャンプの旅となるとアウトドアを楽しむのがメインになりますが、時には気分転換に文化的な施設を訪れるのもいいものですよ。
またノイシュバンシュタイン城は時期によってはチケット予約が取れないことも多いです。
そんな時には早朝から当日券にトライできますが、このキャンプ場からなら朝早くに到着するのも難しくありません。
ノイシュバンシュタイン城の当日券や見学について興味のある方は以下の記事も参考にしてみてください。
バス・電車のパスがもらえる
チェックイン時にはQRコードのついたゲストカードをプリントアウトして渡してくれます。
これを持参していればこの地域のバス・電車が無料で利用できるのです。
キャンプ場の入り口にバス停があり、そこからノイシュバンシュタイン城の他、Füssenまでもバスで30分ほどで出られます。
バスならば駐車場の心配がないのもいいですね。
付近のスーパーマーケットにもバスで行けるので便利です。
キャンプの旅だと車の方が多いと思いますが、運転ばかりで疲れた時にバス無料は嬉しいサービスでした。
Bannwaldsee湖直結で夏は泳ぎ放題
夏の旅に嬉しいのは、キャンプ場が湖と直結している点です。
テントで水着に着替えて湖まで行き、好きなだけ泳いだらシャワーへ直行できるのは最高でした。
水深は意外と深くて、老いも若きもみんなバシャバシャ飛び込んでいて夏休みを満喫している感じが楽しかったです。
Camping Bannwaldsee基本情報
Camping Bannwaldseeの基本情報は以下の通りです。
場所
住所:Münchener Str. 151, 87645 Schwangau
Bannwaldsee湖という湖のほとりにあります。
近郊の街Füssenからはバスで30分、車で10~15分ほどです。
料金
値段はシーズンによって変動します。
2023年8月のピークシーズン中・大人2人・テントの1泊分の料金は以下の通りでした。
大人宿泊費:€13.00×2人=26.00
旅行者税:€1.9×2人=3.80
スタンダードピッチ(テント):€12.50×1=12.50
別のシーズンの料金・子ども料金・キャンピングカー・キャビンなどの値段は公式サイトをご覧ください。
設備
こちらのキャンプ場は非常に近代的な設備が充実しています。
- トイレ
- シャワー・洗面所(ドライヤー付き)
- おむつ交換テーブル
- コインランドリー
- 食器洗い場
- 飲用水
- Wi-Fi
- レストラン
- 売店(食品・飲料)
- TVのある共用スペース
- ボート・自転車レンタル
- 子供用遊び場・バレーボールコート
- キャラバンサービス・ステーション
- 犬用シャワー
施設内は概してキレイに保たれていると思います。
シャワー・食器洗い場は大勢の人が使った後はさすがに少し散らかっていましたが、それは利用者のマナーの問題でキャンプ場自体の問題ではないです。
こんな人におすすめ
近代的な設備が整っているので、快適さ重視派におすすめのキャンプ場です。
近隣の観光地へもアクセスがいいので、アウトドア+αの楽しみが欲しいという方にもいいでしょう。
子ども用の施設も充実しているため、子連れには特に利用しやすいと思われます。
逆にキャンプは必要最低限の施設でワイルドに楽しみたいというタイプのキャンパーにはおすすめできません。
利用にあたって気をつけること
今回夏のバカンスシーズンという繁忙期だったせいもあってか、以下のようなことが起こりました。
参考までにシェアさせていただきます。
予約は受け付けていない?
公式サイトにはオンライン予約のセクションがあります。
しかし、こちらから予約しようとすると上手く行かなかったので直接問い合わせてみました。
到着予定日・大人2人・テントを設置するという旨を書いてEメールで問い合わせたところ、「予約は受け付けていないので当日直接きてください」との返事が。
以前コルシカ島でキャンプの旅をした時にも予約を受け付けていないキャンプ場ばかりだったので、そういうものかと思い一か八か当日予約なしで行きました。
もしかしたら、ハイシーズンだから受け付けていなかったのかもしれませんね。
当日は午後の早い時間に到着すると無事に宿泊できました。
他のキャンプ場にも共通することですが、週末やバカンス期間に予約なしでキャンプに向かう場合は、できるだけ早い時間帯に到着するように心がけましょう。
イベントを行っている日がある
夏休み期間中だったからなのか、施設内のレストランでイベントが行われていました。
時計は確認しませんでしたが、恐らく夜の10時~11時くらいまで続き、大きな音が聞こえて少しうるさかったです。
うるさかったのは1晩だけでしたし、疲れ果てていたので普通に眠れましたが、音に敏感な方や寝つきの悪い方なら気になるかもしれません。
売店の営業時間に注意
施設内には売店があってパン・食品・ドリンクを買えて便利です。
しかし、日曜日は午後の数時間しが営業していないので注意してください。
他の曜日に関しても、受付の壁に営業時間が掲示してあるのでとりあえずチェックしといたほうが無難です。
ドイツでは日曜はスーパーも含め多くのお店が閉まっていました。
そういう習慣を考慮して、食料や必需品は金曜・土曜あたりに仕入れておいた方がいいでしょう。