ベルギーのブリュッセルといえば、EUの中心ですよね。
そんなブリュッセルを訪れたら、EUの施設を見学したいという方もいるのではないでしょうか。
今回は、EU議会のThe hemicycleを見学した経験から、これからブリュッセルを訪れる方の旅のプランニングに役立ちそうな情報をシェアしたいと思います。
EU(The hemicycle)の場所
European ParliamentのThe Hemicycleは、Bruxelles Midi駅から公共の交通機関で20分くらいのところにあります。
周辺にはベルギー王立自然史博物館などもあるので一緒に見て回るのもいいでしょう。
入口付近にはベルリンの壁の一部が展示してあり、これもヨーロッパの歴史の一部として興味深いです。
住所:Rue Wiertz 60, 1047 Bruxelles
EU議会見学に役立つ情報
EU議会の見学に必要な事柄や気付いたことを説明していきます。
見学の内容
見学は、マルチメディアガイドの説明を聞きながらで自由に歩き回るスタイルです。
ガイドの言語はEU加盟国の言語から選べ、英語もあるのでご心配なく。
EUの仕組みなどを学びながらニュースで見かけるような会議場も見学でき、大人の社会科見学という感じで楽しいです。
また、ところどころにアート作品・オブジェのようなものも提示してあり、ここらへんもヨーロッパらしいなという印象でした。
所要時間は、The hemicycleだけの見学ならば、のんびり廻っても1時間くらいで十分でしょう。
予約・チケット
予約は公式サイトから受け付けています。
人数の多いグループの場合は予約が必須のようです。
ちなみに、我々は予約なしで行きましたが、受付の人に見学したいと伝えると問題なく見学させてもらえました。
個人旅行でも、予め予定が決まっている方や絶対に見学したいという方は予約した方が確実でしょう。
料金に関しては、入場料はかからず、マルチメディアガイドも無料です。
開館日時
休館日:週末・祝日(年間の休館日は公式サイトに記載してあるので訪れる前に確認しましょう)
月~木:9時-16時半
金:9時-12時半
入場は閉館時間の30分前までです。
※後で紹介するParlamentariumとは開館日時が異なるので注意してください
持ち物・注意点
見学前に受付でパスポートなどのIDを提示しなければならないので、忘れずに持参しましょう。
また、館内に入る時にはセキュリティチェックもあります。
スーツケースなどの大型の荷物は持ち込み禁止です。
チェックが素早く済むように、なるべく身軽な状態で向かうことをおすすめします。
その他
旅の途中に地味に気になるのがお手洗い事情ですが、EU議会のお手洗いは1階(日本人の感覚だと2F)にあります。
見学途中にお手洗いを探すのも面倒ですし、ここで最初に済ませておくと安心です。
また、同じフロアにクロークがあるので、邪魔な荷物などはここで預かってもらえます。
Parlamentariumもある
既にご紹介したThe hemicycleの他、Parlamentariumというところも見学ができます。
Parlamentariumは、ヨーロッパの統合の歴史・ヨーロッパ議会の仕組みなどが学べる施設です。
中には画像で学べるシアターなどもあり、The hemicycleよりも、より博物館的な要素が充実しています。
ここには、売店もあるのでユニークなお土産が欲しいという場合には覗いてみると面白いでしょう。
見学の内容
こちらも、マルチメディアガイドの案内に従って個人で見て回るスタイルのようです。
所要時間は90分ほどとなっています。
The hemicycleもParlamentariumも両方見学するとなると、2時間半から3時間ほどの長丁場です。
途中で上手に休憩をはさんだ方がいいかもしれません。
予約・チケット
予約は公式サイト・電話( +32 2 283 2222)で受け付けています。
予約せずに訪れた場合は、空きがある場合に限り入場可能です。
入場は無料で、マルチメディアガイドの貸し出しがあります。
会館日時
休館日:1月1日・5月1日・11月1日・12月24、25、31日
月:13時-18時
木-金:9時-18時
土-日:10時-18時
入場は閉館時間の30分前までです
※先に紹介したThe hemicycleとは開館日時が異なるので注意してください
持ち物・注意点
パスポートなどのIDは入場の時に提示を求められるので忘れないようにしましょう。
予約してから行く場合は、予約の際に登録したものと同じIDの持参をしてください。
入口には空港のようなセキュリティチェックがあります。
持っていないとは思いますが、爆発物・発火しやすい物・鋭利なものなど武器とみなされるようなものは持ち込み禁止です。
また、スーツケースなどの大型の手荷物も持ち込み不可なので、ホテルに置いて来るか、駅のロッカーに預けるなどして行きましょう。