一時帰国やることリスト|出発前・日本到着後にやった18のこと

日本に一時帰国するなら、普段できないことをもれなくやりきりたいですよね。
限られた時間の中でやり忘れがないようにするには、帰国が決まった時から準備と計画をしておくことが肝心です。
そこで、これまでの一時帰国の経験から日本でやることリストを考えたので、日本に帰る際の参考にしてくださいね。

出発前にやること

まずは、一時帰国が決まってから出発するまでにやるべきことをリストアップしました。

航空券予約

まず一番はじめにすべきことは航空券の確保です。
人の移動が少ない時期の渡航ならばそこまで心配は要りませんが、大抵の場合夏休み・冬休みなどの旅行シーズンと重なりますよね。
帰国が決まったらなるべく早めに飛行機の予約をしましょう。

日本での宿泊施設・交通手段などの手配

日本で実家に滞在するという方はあまり関係ないかもしれませんが、そうでない場合は滞在先の予約をします。
ホテルが一般的ですが、滞在が長期に渡る場合はマンスリーマンションの利用を検討してもいいですね。
また、新幹線が乗り放題になるジャパン・レール・パスを利用する場合は、海外の販売店・代理店で手配して日本で受取る形になります。
日本に到着してからの購入はできないので、必ず帰国前に手配しましょう。
ジャパン・レール・パスについては、別記事で詳しく紹介しているのでこちらも参考にしてくださいね。

必要書類の入手

居住国から持参すべき書類がある場合は書類の入手しましょう。
たとえば、日本で免税を受ける際に資格証明書類として在留証明を提示する場合は居住国で申請します。

荷物の準備

荷物の準備に関しては、日本でたくさん買い物することを考えて少ない荷物で渡航することをおすすめします。
理想は空のスーツケースで渡航し、日本で買ったもので一杯にして帰国することです。
必要なものを最低限にまとめましょう。
ちなみに以下は、一時帰国の際に忘れがちな持ち物リストです。

  • スマホのSIM挿入部を開けるためのピン(一時帰国で訪日旅行者用SIMなどを利用する予定の方)
  • スマホの充電器
  • 変換プラグ(日本はAタイプ)
  • 交通系ICカード
  • ポイントカード(一時帰国中の旅行・外食などで意外にたまります)
  • 使いきっていない商品券など(昔もらったテレフォンカードが公衆電話で使えました)
  • 各種書類(在留証明などが必要な場合)

帰国時のスマホ・SIMについて考えておく

今の時代、何をするにもスマホが使えないと不便です。
一時帰国中は家族や友人との約束も多いでしょうから、到着してすぐ使えるように予め考えておきましょう
私の場合は家電量販店で訪日旅行者向けのb-mobile VISITOR SIMを購入しました。
電話番号は付与されませんが、基本的にはインターネットだけで問題ありません
電話番号がなくて唯一困ったのは、緊急連絡が直接こないことです。
今回日本でフェリー移動を経験しました。
予約の際に日本の連絡先を記入しなければならなかったので家族の番号を書かせてもらいました。
すると、乗船日の朝にフェリー会社から予約便の運航中止と振替について連絡があったのです。
家族が電話をうけてすぐに連絡してくれたので大丈夫でしたが、やはり緊急連絡は自分に直接きたほうが安心ですよね。

Visit Japan Webに登録

Visit Japan Webを使えば事前に税関申告情報が登録できます。(利用は必須ではありません)
従来機内で配られる用紙に必要事項を記入していた税関申告ですが、2022年11月からVisit Japan Webでの情報登録が可能になりました。
登録するとQRコードが表示されるので、到着後は税関にある機械にQRコードをかざせばOK。
ネット接続が上手く行かないことを考慮して、スマホにスクリーンショットを残しておくと安心です。

Visit Japan Webが利用できる空港
成田空港・羽田空港・中部国際空港・関西国際空港・福岡空港・新千歳空港・那覇空港
これら以外の空港に到着する場合は、これまで通り紙の申告書を記入します。

通販で買いもの

一時帰国では日本でしか手に入らないものを買って帰りたいという方も多いですよね。
その中でも、日本滞在の時間を有効活用したい方、また普通のお店で取り扱いが少ないアイテムを買う予定の方は予めオンラインで購入するこを検討してはいかがでしょうか
出発前にオンラインで購入して家族の家に届けてもらえば、欲しいものを確実に手に入れることができます。
一時帰国前の通販に関しては以下の記事に詳しくまとめているので、よろしければ参考にしてくださいね。

歯医者の予約

海外の歯医者はとても高いところが多いので、一時帰国した時に日本で歯科医院にかかりたい方もいるでしょう。
日本での滞在期間が長い方ならいいですが、短い方は予め歯医者に予約を入れておくことをおすすめします。
そうすることで短期滞在でもスムーズに治療を完了できるでしょう。
一時帰国で歯医者に行く場合の保険などについては別記事でまとめているので、よろしければそちらもご覧ください。

到着後にやること

到着後は手続き系・時間がかかることから順にとりかかるのがおすすめです。
買い物は荷物が増えますし、食品の消費期限もあるのでできるだけ最後がいいでしょう。

入国スタンプをもらう

免許の更新を行う場合・免税をうける場合などに、証明として入国スタンプを提示しなければならないことがあります
近年は自動化ゲートの導入が進み、以前のように全員がスタンプを押してもらえるわけではありません。
必要な方はゲート通過後に近くにいる職員に申し出てスタンプを押してもらうようにしましょう。

郵便物・宅配物を受け取る

家族に受け取ってもらっていた郵便物があれば、受け取って内容を確認しましょう。
日本のクレジットカードを保持している場合は、新しいカードが届いたりしていませんか。
わたしの場合、以前住んでいた家の火災保険の振り込み用紙が届いていて驚きました。
また、通販で家族の住所宛てに注文した商品がある場合も中身を確認し、不良品などがあれば交換してもらいましょう

手続き系を済ます

免許の更新・パスポート更新などの手続きは早めに済ませましょう
思わぬトラブルで時間がかかっても、時間に余裕があればあわてずに済みます。
私の場合は日本で加入している保険で、一部日本でしかできない手続きがあったので保険屋さんと連絡を取り合い一時帰国中に済ませました。
免許更新・パスポート更新に関しては下記の記事に詳しく解説しています。

役所で書類を入手する

たとえば、留学で海外に住んでいた人が外国で国際結婚することになれば戸籍謄本を取得する必要がありますよね。
また、日本で免税を受ける場合には、本籍地の役場で戸籍の附票の写しを入手しましょう。
わたしの場合は国際結婚後初めての一時帰国の際に、結婚後の新しい戸籍を入手しました。
居住国の方式で結婚し領事館経由で日本に結婚の届け出をしても、その後手続きが完了したという知らせが届くことはありません。
一時帰国で新しい戸籍をみて、きちんと日本の法律でも結婚できていたので安心しました。

コンタクト・メガネをつくる

コンタクトを利用している方は、円安の今日本で多めに仕入れていくのがおすすめです。
また、メガネも日本なら安いメガネ屋さんがたくさんあるので、スペアを作ったり現在の視力でつくりなおすのもいいでしょう。

美容院へいく

在住国では日本人の美容師さんがいる美容院が遠いので、一時帰国した際に行きつけの美容院へ行きます
住んでいる国によると思いますが、私の暮らす国は物価が高いので日本の美容院は料金も良心的でありがたいです。

温泉・銭湯へいく

海外でも温泉はありますが、それらは1人€50以上はする高級リラクゼーション施設という感じで「そうじゃないんだよな」感が否めません。
日本の、庶民的でただゆっくりお湯につかるのを楽しめる温泉・銭湯は最高です。
一時帰国者の特権としては、平日昼間のすいている時間帯に行けるところ。
うちは夫も風呂好きなので、街中で時間をつぶさなければならないとき・空港泊の夜などはネットカフェよりも銭湯にお世話になっています

好きなものを好きなだけ食べる

一時帰国における一番の楽しみはやはり食べ物ですよね。
計画的に食べたいものを食べ続けましたが、それでも食べたいものがありすぎて食べつくせませんでした。
胃袋が4つくらい欲しかったです。
ちなみに私は今回お正月に帰ったので、どうしても外せないお店に関しては年末年始の営業スケジュールもチェックしていきました。
お盆をはさむ場合もお店の休業日や営業時間は確認しておきたいですね。
また、家族や友人らとの会食も、遠慮せずに好きなもの・好きな店をリクエストしましょう。

海外未配信のアニメ・映画を観る/イベントに参加する

日本でしか見られない作品の鑑賞・イベントへの参加も外せません。
わたしが帰国した時は、まだ日本でしか『THE FIRST SLAM DUNK』が公開されていませんでした。
非常にみたかったのですが、スケジュールの都合で映画館に行けず居住国での公開まで数か月待つことになりました。
どうしても観たい作品がある・日本の声優さんの声で観たいなどのこだわりがあれば、上映している映画館・上映スケジュールをチェックして予定に組み込んでおきましょう
また、日本に推しがいる場合は、スケジュールがあえば生で推しに会いに行けるチャンスです。
イベントの予定をチェックして、チケットを入手しておきましょう。

買い物

食事の次に楽しみなのは買い物という方もいるのではないでしょうか。
私の場合は海外で買うと高い日本食材を中心に買い物します。
買うものリストに関しては別記事に詳しく書いたので、よろしければそちらも参考にしてください。


また、日本国籍保有者でも2年以上継続して国外に住所・居所を持つ人で、一時帰国での日本滞在が6か月未満の人は免税がうけられます
当てはまる方は、必要書類を準備して買い物に出掛けましょう。

タイトルとURLをコピーしました